<従業員持株会制度とは>
従業員が給与、賞与から天引きした資金で、自社株を定期的に取得する制度です。
中長期的な資産形成に向いています。
会社からの補助として、奨励金を支給することがあります。
「積立て額の5%〜10%」が多いようです。
・メリット
1、従業員の経営参加意識が向上される
2、株式の社外流出を防止できる
3、オーナーの相続対策に役立つ(オーナーの保有する株を従業員持株会へ譲渡する)
詳しくは→http://www.nikko.co.jp/corporate/mnr/connect/con04.html
4、従業員の資産形成に役立つ
5、福利厚生制度の充実
などが挙げられます。
さらに上場企業では、
6、従業員に上場時のプレミアムを与える
7、人材の確保
8、上場後の安定株主
などがプラスされます。
・デメリット
1、会社の支配権が分散する
2、高配当が維持できないと社員の不信感が表面化する
3、万が一、会社が倒産した場合、仕事と資産の両方を失う
などがあります。
☆「設立についての検討事項」
@設立の形態は、「民法上の組合」が採用されるケースが多いようです。
詳しくは→http://www.smbc-consulting.co.jp/company/solution/accounting/accounting_197.html
A「全員参加か少数参加」
B株式の供給方法について(大株主、第三者割当増資など)
C(定時・臨時)積立方式について
D奨励金の実施
E株式の取得価格(配当還元方式など)
F退職した従業員からの買い取り価格(金庫株の活用)
G理事長(役員)の選任
など
ご参考→http://www.daiwa.jp/houjin/introsupport/mochi.html
おおまかな設立フローは、
@担当者を決める
↓
A具体案(形態、日程など)を決める
↓
B規約等の作成
↓
C理事長(役員)の選任
↓
D募集(資料など)の準備
↓
E発起人会兼設立総会総会(議事録)
↓
F契約書作成・調印
↓
G労働組合との協定締結
↓
H社内説明会
↓
I従業員持株会預金口座の開設
↓
J給与控除手順等の決定
↓
K入会手続き
↓
L入会者名簿作成
↓
M証券会社に入会者名簿を提出
↓
N給与控除、送金等開始(決算報告、退職者の処理、支払調書の作成等)
となっており、多くの会社は証券会社に事務を委託しているようです。