最近の変額年金(投資型年金)には、途中で解約した場合、「市場価格調整率」という控除制度があります。
これが、「クセ者」で短期で解約すれば(短期であればあるほど)
手元に戻ってくるお金が少なくなる傾向があります。
保険会社も、基本的には内外の国債を中心に運用をしています。(ご存知の通り、株式も保有しますが。)
米ドル建て商品の基本は、10年もの米国債(ストリップス債)の運用益が原資でしょうから、
債券価格と同じように上がったり下がったりするようです。
一般に債券価格は金利上昇局面で低下し、金利下降局面で上昇します。
現在の米10年国債は3.4%〜3.5%(2008年3月26日)ですが、これが数年後に1〜2%まで下がれば
債券価格は高騰し、市場価格調整率がプラスに作用するはずです。
逆に5%を超えるような上昇を見たとすれば、大幅なマイナスになると思います。
金利と為替の関連は関連し、一般に金利が上がれば通貨も上がると言われます。
理論上、為替レートが円安ドル高になる時(為替レートで儲かる時)は米金利が上昇して
債券価格が低下する時となりますので市場価格調整率はマイナスに作用すると思われます。
チェックPoint
・為替で儲かる時は市場価格調整率で損
・為替で損するときは市場価格調整率でプラス
と考えられます。
もし、短期に為替だけでの儲けを考えるならこのような長期運用向けの商品ではなくて、
・ネットバンクの外貨預金(預金保護機構の対象外、銀行が破綻すると、元本は保証されない。)
・証券会社の外貨MMF(証券会社が破綻しても分別管理されているが、元本は保証されない。)
が使いやすいと思います。
*筆者は、FXは「セミプロ」向けの商品だと考えています。
2008年04月02日